痛みの面接を開かれた質問から始める|第120回医師国家試験B19

第120回医師国家試験 B19(2026年)

正答:c

問題

痛みを訴える患者に対する医療面接において、冒頭で行う質問で最も適切なのはどれか。

a.「その痛みの原因は何だと思いますか」

b.「痛みの他にどんな症状がありましたか」

c.「痛みについて詳しく教えていただけますか」

d.「10 段階で表すとその痛みの程度はどのくらいでしたか」

e.「その痛みは刺すような感じですか、それとも鈍い感じですか」

正答の理由

面接の冒頭では、患者が自分の言葉で自由に症状を話せる開かれた質問を行います。「痛みについて詳しく教えていただけますか」は、症状の説明を特定の選択肢や数値に限定しないため、cが最も適切です。その後、部位、経過、性状、強さなどを具体的に確認します。

各選択肢の検討

a.原因についての考え:患者の解釈を知る有用な質問ですが、最初に症状全体を語ってもらう質問としてはcを優先します。

b.他の症状:随伴症状を調べる質問です。まず主な痛みの話を聞いてから確認します。

c.詳しく教えてほしい:自由な語りを促す開かれた質問で、正答です。

d.10段階の強さ:痛みの程度を定量化する具体的な質問で、冒頭の語りを得た後に用います。

e.刺す感じか鈍い感じか:答えを提示した選択肢に狭める質問です。最初から症状を誘導しないようにします。

覚えるポイント

開かれた質問で話を聞き、必要な点を絞った質問で補います。どちらか一方だけで面接を完結させるのではなく、状況に応じて使い分けます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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