関節リウマチと変形性関節症の骨変化|第120回医師国家試験B13

第120回医師国家試験 B13(2026年)

正答:b

問題

関節リウマチでみられないのはどれか。

a.関節腫脹

b.骨棘形成

c.CRP 高値

d.抗 CCP 抗体陽性

e.リウマトイド因子〈RF〉陽性

正答の理由

関節リウマチでは滑膜炎による腫脹、炎症反応上昇、抗CCP抗体・RF陽性などを認め、関節破壊では骨びらんが重要です。骨棘形成は変形性関節症に特徴的な変化であり、本問ではbを選びます。関節リウマチ患者に変形性関節症が併存する可能性まで否定するものではありません。

各選択肢の検討

a.関節腫脹:滑膜炎に伴う代表的な所見です。

b.骨棘形成:変形性関節症の特徴的な画像所見で、関節リウマチの典型的な骨変化ではありません。

c.CRP高値:活動性の炎症に伴って上昇することがあります。ただし正常でも関節リウマチを否定できません。

d.抗CCP抗体陽性:診断を支持する自己抗体です。すべての患者で陽性となるわけではありません。

e.RF陽性:関節リウマチで認めますが、他疾患や健康な人で陽性となる場合もあり、単独で確定診断しません。

覚えるポイント

骨びらんと骨棘を区別します。関節リウマチの診断は症状、腫脹関節、検査、画像を総合して行います。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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