第120回医師国家試験 B7(2026年)
正答:c
問題
死亡診断書・死体検案書の死因の種類が「不慮の外因死」になるのはどれか。
a.喉頭癌による気道閉塞
b.脳梗塞後の誤嚥性肺炎
c.餅を喉に詰まらせた窒息
d.肝臓癌破裂による汎発性腹膜炎
e.出血性胃潰瘍による出血性ショック
正答の理由
意図せず餅を喉に詰まらせた窒息は、外因による事故であり、不慮の外因死に該当します。他の選択肢は疾患の経過により生じた死亡です。死亡診断書・死体検案書では、直接の死因名だけでなく、その原因となった病気や外因の連鎖を確認します。
各選択肢の検討
a.喉頭癌による気道閉塞:気道が閉塞していても、原因は癌という内因性疾患です。
b.脳梗塞後の誤嚥性肺炎:脳梗塞後の障害と肺炎という疾患の経過です。誤嚥という言葉だけで事故と判断しません。
c.餅を喉に詰まらせた窒息:不慮の窒息に該当し、正答です。実際の分類では発生状況も確認します。
d.肝臓癌破裂による汎発性腹膜炎:癌に起因する死亡で、外傷などの外因が示されていません。
e.出血性胃潰瘍による出血性ショック:ショックの原因は胃潰瘍という疾患です。
覚えるポイント
窒息や出血、ショックは死亡に至る機序を表す場合があります。死因の種類は、何によってその状態になったかと発生状況から判断します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。