X染色体連鎖性遺伝をとる球脊髄性筋萎縮症|第120回医師国家試験B6

第120回医師国家試験 B6(2026年)

正答:c

問題

X 染色体連鎖性遺伝形式を呈する疾患はどれか。

a.Huntington 病

b.脊髄性筋萎縮症

c.球脊髄性筋萎縮症

d.筋強直性ジストロフィー

e.福山型先天性筋ジストロフィー

正答の理由

球脊髄性筋萎縮症はX染色体上のアンドロゲン受容体遺伝子のCAG反復配列の異常伸長に関連し、X染色体連鎖性遺伝形式をとります。主に成人男性に発症する下位運動ニューロン疾患です。選択肢ではcが該当します。

各選択肢の検討

a.Huntington病:常染色体顕性(優性)遺伝形式です。

b.脊髄性筋萎縮症:代表的なSMN1関連SMAは常染色体潜性(劣性)遺伝形式です。

c.球脊髄性筋萎縮症:X染色体連鎖性遺伝形式をとるため正答です。Kennedy病とも呼ばれます。

d.筋強直性ジストロフィー:常染色体顕性(優性)遺伝形式です。

e.福山型先天性筋ジストロフィー:常染色体潜性(劣性)遺伝形式です。

覚えるポイント

筋萎縮や筋力低下を来す疾患でも遺伝形式は異なります。球脊髄性筋萎縮症のアンドロゲン受容体遺伝子と、SMN1関連SMAを区別します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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