第120回医師国家試験 B4(2026年)
正答:e
問題
不眠症に該当するのはどれか。
a.週に 1 回の不眠
b.カフェイン摂取後の不眠
c.4 時間昼寝をした日の夜の入眠困難
d.夜間勤務の休憩中に仮眠が取れない。
e.職業や学業などの日常生活に問題が生じる不眠
正答の理由
不眠症では、寝つきの悪さや中途・早朝覚醒などに加え、それによる苦痛や日中の機能障害が重要です。職業・学業などに問題が生じる不眠を示すeが適切です。睡眠機会、生活リズム、薬物・嗜好品、他の疾患なども評価して診断します。
各選択肢の検討
a.週1回の不眠:頻度だけでは不眠症と診断できません。慢性不眠障害では持続期間・頻度なども確認します。
b.カフェイン摂取後の不眠:まずカフェインの影響を評価します。この情報だけで不眠症とは判断しません。
c.4時間昼寝後の入眠困難:長い昼寝による睡眠欲求の低下が考えられます。生活パターンを含めて評価します。
d.夜間勤務の休憩中に仮眠が取れない:休憩中に眠れないだけで不眠症とはいえません。勤務と睡眠時間帯の問題も評価します。
e.日常生活に問題が生じる不眠:不眠による機能障害を示しており、正答です。ただし実際の診断ではその他の条件も確認します。
覚えるポイント
短い睡眠時間や一時的に眠れないことだけで不眠症と決めません。本人の苦痛、日中への影響、十分な睡眠機会があるかを確認します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。