第120回医師国家試験 B3(2026年)
正答:d
問題
三次予防はどれか。
a.高齢者への減塩教育
b.子どもへの予防接種
c.労働者への健康診断
d.障害者への生活技能訓練
e.高血圧症患者への服薬治療
正答の理由
三次予防は、すでに病気や障害がある人の機能回復、障害の軽減、社会復帰や再発防止を支える取り組みです。障害者への生活技能訓練は、生活機能や社会生活の回復・維持を図るため、三次予防に当たります。
各選択肢の検討
a.高齢者への減塩教育:疾病発症を防ぐ健康教育として一次予防に位置付けます。対象が高齢者であることだけで三次予防にはなりません。
b.子どもへの予防接種:感染症の発症を防ぐ一次予防です。
c.労働者への健康診断:疾病の早期発見につなげる二次予防です。
d.障害者への生活技能訓練:機能・生活能力を支え社会復帰や自立を促す三次予防です。
e.高血圧症患者への服薬治療:疾患への治療です。本問では障害へのリハビリテーションに相当するdが三次予防として最も明確です。
覚えるポイント
一次は発症予防、二次は早期発見・早期治療、三次は障害の軽減や社会復帰を基本に、取り組みの目的で分類します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。