患者中心の面接で生活への影響を尋ねる|第120回医師国家試験B1

第120回医師国家試験 B1(2026年)

正答:e

問題

患者中心型モデルに基づく面接に配慮した質問はどれか。

a.「いつから熱が続いていますか」

b.「血縁者に病気の方はいますか」

c.「喫煙歴について教えてください」

d.「この薬は過去に服用したことがありますか」

e.「病気をされてから、何か生活に変化がありましたか」

正答の理由

患者中心型の面接では、疾患の医学的情報だけでなく、患者が病気をどう受け止め、生活にどのような影響を受けているかを理解します。生活の変化を本人の言葉で話してもらうeが最も適切です。a〜dも診療に必要な質問ですが、主に症状や背景の医学的情報を集めています。

各選択肢の検討

a.発熱の期間:現病歴を明確にする質問です。必要ですが、患者の生活や病いの体験を直接尋ねる選択肢ではありません。

b.血縁者の病気:家族歴を集める質問です。

c.喫煙歴:生活習慣・危険因子を集める質問です。広い答え方はできますが、病気による生活への影響を尋ねるeが本問の趣旨に合います。

d.服薬経験:薬歴や安全性の確認に関する質問です。

e.病気後の生活変化:病気が仕事・家庭・活動などに及ぼす影響を把握する質問で、正答です。

覚えるポイント

患者中心の面接は、必要な医学的質問をしないことではありません。患者の考え、感情、期待、生活への影響を聞き、医学的評価と統合します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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