アデノイド増殖症の自然退縮と睡眠時無呼吸|第120回医師国家試験A13

第120回医師国家試験 A13(2026年)

正答:c・e

問題

アデノイド増殖症で正しいのはどれか。 2 つ選べ。

a.成人に多い。

b.抗菌薬が有効である。

c.自然退縮することが多い。

d.診断に組織生検が必要である。

e.睡眠時無呼吸症候群の原因となる。

正答の理由

アデノイドは上咽頭にある咽頭扁桃です。小児期に大きくなり、思春期以降は通常退縮します。大きなアデノイドが上気道を狭めると、鼻閉や口呼吸、いびき、閉塞性睡眠時無呼吸の原因になります。

各選択肢の検討

a:成人より小児で問題になりやすい疾患です。

b:単純なアデノイド肥大そのものを抗菌薬で治す、という説明は適切ではありません。合併する細菌感染の治療とは区別します。

c:正しい。成長とともに自然退縮することが多い組織です。

d:通常は症状と鼻咽腔の観察などで評価し、全例で組織生検を必要とするものではありません。

e:正しい。上気道が狭くなり、睡眠時無呼吸の原因になり得ます。

覚えるポイント

小児の鼻閉・口呼吸・いびきではアデノイドを考える。自然退縮することと、重い無呼吸を放置してよいことは別です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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