尿路結石と糖尿病・生活習慣|第120回医師国家試験A2

第120回医師国家試験 A2(2026年)

正答:d

問題

我が国の腎・尿管結石症に関する説明で正しいのはどれか。

a.好発年齢は 20 歳台である。

b.結石成分は尿酸が最も多い。

c.罹患率は男性より女性が高い。

d.糖尿病との関連が指摘されている。

e.膀胱・尿道結石症より罹患率が低い。

正答の理由

尿路結石症は糖尿病や肥満などの代謝異常と関連します。インスリン抵抗性に伴う尿の酸性化は、特に尿酸結石の形成に関係します。ただし、糖尿病との関連があることと、全尿路結石の主成分が尿酸であることは別です。

各選択肢の検討

a:20歳台だけを好発年齢とする説明は適切ではありません。中高年にも多い疾患です。

b:尿酸が最多ではありません。カルシウムを含む結石、特にシュウ酸カルシウム結石が主要な成分です。

c:我が国では女性より男性に多くみられます。

d:正しい。糖尿病との関連が指摘されています。

e:腎・尿管の上部尿路結石が多く、膀胱・尿道の下部尿路結石より罹患率が低いという説明は逆です。

覚えるポイント

上部尿路結石は男性に多く、カルシウム結石が中心。糖尿病などの代謝異常も関連因子です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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