第119回医師国家試験 F16(2025年)
正答:b
問題
B細胞の活性化に直接関与する細胞はどれか。
a.NK細胞
b.ヘルパーT細胞
c.マクロファージ
d.制御性T細胞〈Treg〉
e.細胞傷害性T細胞〈CTL〉
正答の理由
bのヘルパーT細胞は、B細胞の抗原提示を認識し、CD40L–CD40の接触シグナルとサイトカインを介してB細胞を活性化します。特に濾胞性ヘルパーT細胞は胚中心での抗体応答を支えます。
各選択肢の検討
a.NK細胞:自然免疫で感染細胞・腫瘍細胞の傷害などを担います。
b.ヘルパーT細胞:正しい。接触シグナルとサイトカインでB細胞の活性化・分化を促します。
c.マクロファージ:貪食・抗原提示などを担いますが、本問のB細胞への直接的なヘルプはヘルパーT細胞です。
d.Treg:主に免疫応答を抑制・調整します。
e.CTL:抗原を提示する感染細胞・腫瘍細胞などを傷害します。
覚えるポイント
T依存性抗体応答ではT細胞のCD40LとB細胞のCD40が重要です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。