第119回医師国家試験 F7(2025年)
正答:a
問題
保健医療に関する国際的な提言と内容の組合せで正しいのはどれか。
| 選択肢 | 提言 | 内容 |
|---|---|---|
| a | アデレード宣言 | あらゆる政策において健康を考慮する。 |
| b | アルマ・アタ宣言 | 知りえた患者の秘密を尊重する。 |
| c | ジュネーブ宣言 | 世界のすべての人に健康を届ける。 |
| d | ヘルシンキ宣言 | 他の医師の意見を求める権利を認める。 |
| e | リスボン宣言 | 倫理審査委員会を設置する。 |
正答の理由
アデレード宣言はHealth in All Policies、すなわち保健医療以外も含めたあらゆる政策で健康への影響を考慮する考え方を示しており、aが正解です。各宣言の主な対象を区別します。
各選択肢の検討
アデレード宣言:あらゆる政策に健康を位置付ける内容で、正しい組合せです。
アルマ・アタ宣言:プライマリ・ヘルス・ケアとすべての人の健康を掲げます。患者の秘密尊重という医師の誓いはジュネーブ宣言に対応します。
ジュネーブ宣言:医師の倫理的な誓いです。世界のすべての人の健康という理念はアルマ・アタ宣言に対応します。
ヘルシンキ宣言:人を対象とする医学研究の倫理です。他医師の意見を求める患者の権利はリスボン宣言に対応します。
リスボン宣言:患者の権利を扱います。研究倫理審査委員会はヘルシンキ宣言に対応します。
覚えるポイント
政策のアデレード、PHCのアルマ・アタ、医師の誓いのジュネーブ、研究倫理のヘルシンキ、患者の権利のリスボンを整理します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。