第119回医師国家試験 F3(2025年)
正答:d
問題
正常新生児で正しいのはどれか。
a.7 頭身である。
b.胸式呼吸が主体である。
c.大泉門は生後 1 か月ごろ閉鎖する。
d.生理的体重減少は 10 % 以下である。
e.生理的黄疸のピークは生後 1 〜 2 日である。
正答の理由
出生後には体液の変化などにより体重が一時的に減少し、生理的体重減少と呼びます。通常は出生体重の10%以下で、dが正解です。ただし10%以下なら常に問題ないという意味ではなく、哺乳量・尿量・黄疸・脱水所見を併せて評価します。
各選択肢の検討
7頭身:新生児は頭部の割合が大きく、約4頭身です。
胸式呼吸:横隔膜運動による腹式呼吸が主体です。
大泉門の閉鎖:生後1か月ではなく、一般に1歳〜1歳半ごろです。
生理的体重減少10%以下:正しい。10%を超える減少では原因を評価します。
黄疸のピークが生後1〜2日:正常正期産児の生理的黄疸は通常、生後数日たってからピークになります。早期の黄疸では病的原因を考えます。
覚えるポイント
体重減少率だけでなく、生後日齢、哺乳と排泄、全身状態を合わせて判断します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。