患者のつらさを認めて言葉にする共感的な応答|第119回医師国家試験B7

第119回医師国家試験 B7(2025年)

正答:e

問題

医師の言葉がけで最も共感的なのはどれか。

a.「夜は眠れていますか」

b.「元気を出してくださいよ」

c.「痛み止めを処方しますね」

d.「私がなんとかしましょう」

e.「心身ともにおつらいですね」

正答の理由

共感的な言葉がけは、患者の感情やつらさを理解しようとし、それを相手に伝える応答です。eの「心身ともにおつらいですね」は苦痛を受け止める言葉であり、単なる情報収集、励まし、治療方針の提示とは区別されます。

各選択肢の検討

a.「夜は眠れていますか」:睡眠について情報を集める質問であり、それ自体は共感の表明ではありません。

b.「元気を出してくださいよ」:励ましですが、つらさを十分に受け止める前では負担になり得ます。

c.「痛み止めを処方しますね」:治療方針の説明で、感情への共感を直接示す応答ではありません。

d.「私がなんとかしましょう」:援助の申し出ですが、患者の感情の理解を言葉にしたものではありません。

e.「心身ともにおつらいですね」:患者のつらさを認めて言葉にしており、最も共感的です。

覚えるポイント

共感では患者の言葉や表情に注意を向け、感じているつらさを確かめながら応答します。すぐに励ましや解決策へ進むことだけが支援ではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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