第119回医師国家試験 B4(2025年)
正答:b
問題
老人性難聴で正しいのはどれか。
a.耳鳴は伴わないことが多い。
b.聴力低下は高音から始まる。
c.伝音難聴を示すことが多い。
d.補聴器の使用は極力避ける。
e.純音聴力検査で左右非対称性の難聴を示す。
正答の理由
加齢に伴う難聴は、一般に高音域から徐々に進む両側性・左右対称性の感音難聴です。したがってbが正解です。耳鳴を伴うこともあり、必要に応じ補聴器などで聴こえを補います。
各選択肢の検討
a.耳鳴は伴わないことが多い:耳鳴を伴うことがあり、「伴わない」を典型的な特徴として選ぶのは不適切です。
b.聴力低下は高音から始まる:高音域が障害されやすいことが特徴です。
c.伝音難聴を示すことが多い:主に内耳などの加齢変化による感音難聴です。
d.補聴器の使用は極力避ける:適応があれば補聴器を使用し、コミュニケーションを支援します。
e.純音聴力検査で左右非対称性の難聴を示す:一般には左右対称性です。大きな左右差があればほかの原因を検討します。
覚えるポイント
加齢性難聴は高音域からの両側性感音難聴が基本です。急な変化や明らかな左右差を単なる加齢と決めつけないことも重要です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。