第118回医師国家試験 F21(2024年)
正答:b
問題
高齢者で増大するのはどれか。
a.骨量
b.脈圧
c.肺活量
d.心拡張能
e.糸球体濾過量
正答の理由
加齢で大動脈などの弾性が低下すると、収縮期に血液を受け止める緩衝作用が弱くなり、収縮期血圧が上がりやすい。拡張期血圧は上がらず低下することもあり、収縮期血圧と拡張期血圧の差である脈圧が拡大する。
各選択肢の検討
a:一般に減少し、骨粗鬆症のリスクが高くなる。
b:正しい。大動脈の硬化に伴い拡大する。
c:胸郭・呼吸筋・肺の変化により一般に低下する。
d:心室の弛緩や伸展性は低下しやすい。
e:一般に低下する方向にあるが、個人差がある。
覚えるポイント
脈圧=収縮期血圧−拡張期血圧。大動脈の硬化が加齢性の開大に関係する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。