慢性骨髄性白血病の著明な脾腫|第118回医師国家試験F17

第118回医師国家試験 F17(2024年)

正答:c

問題

著明な脾腫をきたすのはどれか。

a.多発性骨髄腫

b.急性骨髄性白血病

c.慢性骨髄性白血病

d.急性リンパ性白血病

e.成人T細胞白血病・リンパ腫

正答の理由

慢性骨髄性白血病では骨髄系細胞が増殖し、脾臓への細胞浸潤や髄外造血などにより著明な脾腫をきたすことがある。左上腹部の膨満感や早期満腹感が手掛かりとなる。ほかの白血病でも脾腫はみられるが、提示選択肢で著明な脾腫が特に代表的なのはcである。

各選択肢の検討

a:主に骨痛、骨病変、貧血、腎障害などが問題となり、著明な脾腫は典型的ではない。

b:脾腫を生じることはあるが、著明な脾腫が特に代表的なのは慢性骨髄性白血病である。

c:正しい。慢性期でも大きな脾腫を認めうる。

d:肝脾腫を生じうるが、提示選択肢では慢性骨髄性白血病を優先する。

e:肝脾腫やリンパ節腫大、高Ca血症などを生じうるが、本問ではcを選ぶ。

覚えるポイント

「脾腫がありうる疾患」と「著明な脾腫が代表的な疾患」を分けて考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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