第118回医師国家試験 E10(2024年)
正答:e
問題
ノーベル生理学・医学賞を受賞した日本人研究者と研究内容の組合せで正しいのはどれか。
a.大隅良典 — 免疫チェックポイント阻害因子の発見
b.大村智 — 抗体の多様性に関する遺伝的原理の発見
c.利根川進 — 寄生虫感染症の治療法の発見
d.本庶佑 — オートファジーの解明
e.山中伸弥 — 多能性幹細胞〈iPS細胞〉の作製
正答の理由
山中伸弥は成熟した細胞を初期化して多能性を持つiPS細胞を作製した研究により、2012年にJohn B. Gurdonとともにノーベル生理学・医学賞を受賞したため、eが正解です。
各選択肢の検討
a.大隅良典:2016年の受賞対象はオートファジーの仕組みの解明です。
b.大村智:2015年の受賞対象は寄生虫感染症に対する新たな治療法の発見です。
c.利根川進:1987年の受賞対象は抗体の多様性を生む遺伝的原理の発見です。
d.本庶佑:2018年の受賞対象は免疫抑制の阻害による癌治療法の発見です。
e.山中伸弥:正しい。成熟細胞の初期化による多能性の獲得が受賞研究です。
覚えるポイント
「大隅=オートファジー」「大村=寄生虫」「利根川=抗体多様性」「本庶=免疫チェックポイント」「山中=iPS」を対応させます。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第118回医師国家試験問題および正答
- Nobel Prize:2012 Medicine — Advanced Information
- Nobel Prize:1987 Medicine
- Nobel Prize:2015 Medicine
- Nobel Prize:2016 Medicine
- Nobel Prize:2018 Medicine
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。