笛音は狭くなった気道を空気が通ることで生じる|第118回医師国家試験C34

第118回医師国家試験 C34(2024年)

正答:c・d・e

問題

笛音〈wheezes〉の原因となるのはどれか。3つ選べ。

a.気胸

b.無気肺

c.左心不全

d.気管支喘息

e.慢性閉塞性肺疾患

正答の理由

気管支喘息とCOPDは気流制限により笛音を生じます。左心不全でも肺うっ血に伴う気道壁の浮腫などにより笛音を聴取することがあり、心臓喘息と呼ばれます。

各選択肢の検討

a.気胸:患側の呼吸音減弱・消失が代表的で、本問の笛音の原因としては選びません。

b.無気肺:換気低下による呼吸音の減弱などが中心です。

c.左心不全:正しい。肺うっ血に伴う気道狭窄で笛音が出現することがあります。

d.気管支喘息:正しい。気管支収縮や炎症による気道狭窄が原因です。

e.慢性閉塞性肺疾患:正しい。気流制限に伴い笛音を認めることがあります。

覚えるポイント

笛音があるという理由だけで気管支喘息と決めず、起坐呼吸や浮腫など心不全を示す所見も確認します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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