胎児への侵襲を伴わない出生前検査|第118回医師国家試験C32

第118回医師国家試験 C32(2024年)

正答:c・d

問題

出生前診断の中で非侵襲的検査はどれか。2つ選べ。

a.絨毛検査

b.羊水検査

c.超音波検査

d.母体血清マーカー検査

e.臍帯血検査〈胎児血液検査〉

正答の理由

超音波検査は体外から胎児などを観察します。母体血清マーカー検査は母体の採血で実施でき、胎盤・羊水・胎児の血管を穿刺しないため、いずれも非侵襲的検査に分類されます。

各選択肢の検討

a.絨毛検査:胎盤の絨毛を採取する侵襲的検査です。

b.羊水検査:羊水を穿刺採取する侵襲的検査です。

c.超音波検査:正しい。胎児の形態や発育などを非侵襲的に観察します。

d.母体血清マーカー検査:正しい。母体血の成分から一部の染色体疾患の可能性を推定する検査です。

e.臍帯血検査:胎児側の血管を穿刺する侵襲的検査です。

覚えるポイント

母体血清マーカーは確率を示すスクリーニングです。超音波検査は構造異常の診断にも用いられ、両者の目的は同一ではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第118回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました