免疫グロブリン後でも非生ワクチンは原則延期不要|第118回医師国家試験C30

第118回医師国家試験 C30(2024年)

正答:c・e

問題

小児に対する免疫グロブリン大量療法後に接種を延期しなくてよいのはどれか。

2つ選べ。

a.MR ワクチン

b.水痘ワクチン

c.4 種混合ワクチン

d.おたふくかぜワクチン

e.インフルエンザ桿菌ワクチン

正答の理由

投与された抗体は注射生ワクチンのウイルス増殖と免疫獲得を妨げ得るため、免疫グロブリン大量療法後には接種間隔を空けます。一方、cの4種混合とeのHib〈インフルエンザ桿菌〉は非生ワクチンで、この理由による接種延期は原則不要です。

各選択肢の検討

a.MR:麻疹・風疹の注射生ワクチンで、免疫グロブリン投与後には間隔を空けます。

b.水痘:注射生ワクチンで、抗体製剤による免疫獲得への影響を考慮します。

c.4種混合:正しい。DPT-IPVで、トキソイド・不活化成分からなる非生ワクチンです。

d.おたふくかぜ:注射生ワクチンで、免疫グロブリン投与後には接種時期を調整します。

e.インフルエンザ桿菌:正しい。Hib結合型ワクチンで、インフルエンザウイルスワクチンとは異なります。

覚えるポイント

延期する注射生ワクチンの間隔は免疫グロブリンの投与量や製剤などで異なります。原疾患や全身状態も確認します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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