腹腔鏡の上腹部像に脾臓は写っていない|第118回医師国家試験C17

第118回医師国家試験 C17(2024年)

正答:c

問題

腹腔鏡所見(別冊No.1)を別に示す。

画像内に認められないのはどれか。

a.胃

b.肝臓

c.脾臓

d.横隔膜

e.肝円索

肝臓、胃、横隔膜と肝円索を含む上腹部の視野。
別冊No.1:腹腔鏡所見 / 出典:厚生労働省・第118回C別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

画像には肝臓とその上方の横隔膜、肝臓の下に胃、前腹壁側から肝臓へ続く肝円索を含む構造を認めます。脾臓は左季肋部のさらに外側・後方に位置し、この視野には認められないためcです。

画像の見方

肝臓の褐色の表面、下方の淡い胃、肝臓の頭側の横隔膜と肝鎌状間膜・肝円索を認めます。左季肋部の深部にある脾臓はこの視野に写っていません。

各選択肢の検討

a.胃:下方の淡い色調の臓器として認めます。

b.肝臓:上腹部の大きな褐色の臓器として認めます。

c.脾臓:正答。この画像の視野には認めません。

d.横隔膜:肝臓の頭側の構造として認めます。

e.肝円索:前腹壁から肝へ向かう鎌状間膜の遊離縁の索状構造として認めます。

覚えるポイント

脾臓は通常、胃の左外側・後方で横隔膜の下に位置します。画面の左右と患者の左右は同一とは限りません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第118回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました