2歳のけいれんで最も頻度が高いのは熱性けいれん|第118回医師国家試験B3

第118回医師国家試験 B3(2024年)

正答:d

問題

2歳児のけいれんの原因で最も頻度が高いのはどれか。

a.急性脳症

b.てんかん

c.細菌性髄膜炎

d.熱性けいれん

e.憤怒けいれん〈泣き入りひきつけ〉

正答の理由

dの熱性けいれんです。一般に生後6か月〜5歳の発熱に伴う発作で、日本では小児の5%以上が経験します。2歳は典型的な好発年齢です。ただし実際の診療では髄膜炎・脳炎などの中枢神経感染症や急性脳症を除外します。

各選択肢の検討

a.急性脳症:重篤で見逃せませんが、頻度は熱性けいれんより低くなります。

b.てんかん:無熱時にも反復する発作などから評価します。2歳の原因として最多ではありません。

c.細菌性髄膜炎:発熱とけいれんの重要な鑑別ですが、最多ではありません。

d.熱性けいれん:この年齢で最も頻度が高い原因です。

e.憤怒けいれん:激しく泣いた後の息止めなどに伴う発作性イベントで、熱性けいれんより頻度は低くなります。

覚えるポイント

「最も多い」と「見逃してはいけない」は異なります。意識の回復が遅い場合などは重症疾患を評価します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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