糖尿病では無痛性心筋虚血に注意する|第118回医師国家試験A4

第118回医師国家試験 A4(2024年)

正答:a

問題

無痛性虚血性心疾患をきたしやすいのはどれか。

a.糖尿病

b.骨粗鬆症

c.気管支喘息

d.Parkinson病

e.胃食道逆流症

正答の理由

糖尿病では冠動脈疾患のリスクが高いうえ、心臓自律神経障害などによって虚血の痛みを感じにくくなることがあります。無痛性虚血性心疾患を来しやすいaが正解です。

各選択肢の検討

a.糖尿病:正しい。胸痛に乏しくても心筋虚血が起こり得ます。

b.骨粗鬆症:骨折などの危険はありますが、本問の代表的背景ではありません。

c.気管支喘息:呼吸困難の原因になりますが、無痛性心筋虚血の代表的背景とは異なります。

d.Parkinson病:自律神経障害を伴うことはありますが、本問で最も典型的なのは糖尿病です。

e.胃食道逆流症:胸痛・胸やけの鑑別となりますが、無痛性の冠動脈疾患を来しやすい背景ではありません。

覚えるポイント

糖尿病患者で胸痛がなくても、息切れ、冷汗、悪心や説明できない倦怠感から心筋虚血を疑うことがあります。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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