第117回医師国家試験 F33(2023年)
正答:c
問題
女性における肺、胃、膵、大腸および子宮の悪性新生物死亡数の推移を示す。
⑤はどれか。
a.肺(気管、気管支および肺)
b.胃
c.膵
d.大腸(結腸、直腸S状結腸移行部および直腸)
e.子宮

正答の理由
⑤は1980年から2018年にかけて一貫して増加し、最終年には胃癌の死亡数を上回っています。この推移は膵癌に対応します。図は死亡「数」であり、高齢化などの影響を受けるため、年齢調整死亡率や個人の発症リスクと同じ意味ではありません。
画像の見方
①は約2万人から減少、②と③は増加し2018年にそれぞれ約2.4万人・2.2万人です。④は低い水準で緩やかに増加し、⑤は1980年の約3千人から2018年の約1.7万人へ増え、①を上回っています。⑤は膵癌に対応します。
各選択肢の検討
a.図では③に対応します。
b.図では①に対応し、長期的に死亡数が減少しています。
c.正しい。⑤の上昇する曲線が膵です。
d.図では②に対応し、2018年にはこの5部位で最多です。
e.図では④に対応します。
覚えるポイント
がん統計は部位だけでなく、性別・年・死亡数か率かを確認する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。