BPRSは精神症状を包括的に評価する|第117回医師国家試験F24

第117回医師国家試験 F24(2023年)

正答:e

問題

統合失調症を主な対象として、精神症状の包括的な評価尺度として使用されるのはどれか。

a.Rorschachテスト

b.状態特性不安検査〈STAI〉

c.リバーミード行動記憶検査〈RBMT〉

d.Mini-Mental State Examination〈MMSE〉

e.簡易精神症状評価尺度[Brief Psychiatric Rating Scale〈BPRS〉]

正答の理由

BPRSは、幻覚、妄想、情動や行動の変化など精神症状の重症度を評価する尺度で、統合失調症の治療経過や薬物療法の効果判定などに用います。精神疾患全般を対象とし、診断を単独で確定する検査ではありません。

各選択肢の検討

a.投影法による人格検査で、精神症状の包括的重症度尺度ではありません。

b.状態不安と特性不安を評価します。

c.日常生活に関連した記憶機能を評価します。

d.認知機能のスクリーニングに用います。

e.正しい。精神症状を複数項目で評価する尺度です。

覚えるポイント

BPRS=精神症状、MMSE=認知、RBMT=記憶、STAI=不安。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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