第117回医師国家試験 F21(2023年)
正答:c
問題
ビタミンKが欠乏すると活性が低下する因子はどれか。
a.第Ⅴ因子
b.第ⅩⅢ因子
c.プロテインC
d.フィブリノゲン
e.アンチトロンビン
正答の理由
ビタミンKは、凝固因子Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹや抗凝固蛋白であるプロテインC・Sなどのγカルボキシル化に必要です。欠乏するとこれらの正常な機能が低下するため、選択肢ではプロテインCを選びます。
各選択肢の検討
a.ビタミンK依存性凝固因子には含まれません。
b.フィブリンを架橋する因子で、ビタミンK依存性ではありません。
c.正しい。プロテインCはビタミンK依存性の抗凝固蛋白です。
d.フィブリノゲンは第Ⅰ因子で、ビタミンK依存性ではありません。
e.抗凝固作用を持ちますが、ビタミンK依存性蛋白ではありません。
覚えるポイント
ビタミンK依存性には凝固因子だけでなくプロテインC・Sも含まれる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。