第117回医師国家試験 F9(2023年)
正答:c
問題
高齢者で誤嚥を疑う所見として誤っているのはどれか。
a.発熱
b.湿性咳嗽
c.味覚障害
d.喀痰の増加
e.飲水時のむせ
正答の理由
飲水時のむせ、湿性咳嗽、喀痰増加や発熱は誤嚥・誤嚥性肺炎を疑う手掛かりです。味覚障害は食欲や摂食に影響しますが、気道に内容物が流入したことを示す典型的所見ではありません。
各選択肢の検討
a.誤嚥性肺炎などを疑う所見ですが、発熱だけで誤嚥とは確定しません。
b.気道内分泌物や誤嚥に関連することがあります。
c.正解。味覚の障害そのものは誤嚥を示す所見ではありません。
d.誤嚥に伴う気道感染などで増えることがあります。
e.液体嚥下時の咳やむせは重要な手掛かりです。
覚えるポイント
むせがなくても不顕性誤嚥はあり、単一症状だけで除外・確定しない。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。