肘内障でみられる上肢の姿勢|第117回医師国家試験D11

第117回医師国家試験 D11(2023年)

正答:a・b

問題

肘内障でみられるのはどれか。 2つ選べ。

a.上肢下垂位

b.前腕回内位

c.肘関節腫脹

d.肘関節発赤

e.肘関節伸展位

正答の理由

肘内障では痛みのため患側上肢を使わず、下垂させて前腕を回内位に保つことが典型的です。本問の公式正答はa・bです。日本整形外科学会の説明では肘をやや曲げた姿勢が示されます。一方、肘伸展位と記載する診療資料もあり、肘角度だけで診断を否定しません。

各選択肢の検討

a.上肢下垂位:正しい。患側上肢を使わず下垂させます。

b.前腕回内位:正しい。前腕回内位に保つことが典型的です。

c.肘関節腫脹:明らかな腫脹は通常目立たず、あれば骨折なども検討します。

d.肘関節発赤:発赤は典型的ではなく、感染など他の病態も検討します。

e.肘関節伸展位:本問では選択しません。日本整形外科学会の説明は軽い屈曲位ですが、伸展位と記載する資料もあり、伸展位が絶対に起こらないという意味ではありません。

覚えるポイント

幼児が腕を使わず下垂・回内位をとるときに肘内障を考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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