側頭葉てんかんの口部自動症|第117回医師国家試験D3

第117回医師国家試験 D3(2023年)

正答:a

問題

てんかん発作の焦点が側頭葉に存在すると考えられる症状はどれか。

a.口をもぐもぐさせる。

b.会話中に突然眠り込む。

c.目の前がチカチカする。

d.両上肢をピクッと動かす。

e.全身強直後にけいれんする。

正答の理由

口をもぐもぐさせる、舌なめずりをするなどの口部自動症は、側頭葉に起始する焦点発作の代表的な所見です。

各選択肢の検討

a.口をもぐもぐさせる。:正しい。咀嚼様の口部自動症です。

b.会話中に突然眠り込む。:突然の睡眠発作はナルコレプシーなどを考えます。

c.目の前がチカチカする。:視覚症状は後頭葉に起始する発作などの手掛かりになります。

d.両上肢をピクッと動かす。:両上肢の瞬間的な筋収縮はミオクロニー発作を考えます。

e.全身強直後にけいれんする。:全身の強直間代発作だけでは、焦点が側頭葉であるとは特定できません。

覚えるポイント

側頭葉発作では意識の変化と口部・手の自動症が手掛かりとなる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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