感染性肺結核には陰圧個室と空気感染予防策|第117回医師国家試験C26

第117回医師国家試験 C26(2023年)

正答:c

問題

院内感染の対策として陰圧空調の個室で管理すべきなのはどれか。

a.インフルエンザ

b.ウイルス性胃腸炎

c.肺結核

d.流行性角結膜炎

e.流行性耳下腺炎

正答の理由

感染性のある肺結核は飛沫核による空気感染を起こすため、陰圧個室での管理と医療従事者のN95マスクなどの空気感染予防策が必要です。選択肢ではcです。標準予防策はどの感染症でも基本となります。

各選択肢の検討

a.インフルエンザ:通常は飛沫感染予防策を用います。常に陰圧個室が必要な感染症ではありません。

b.ウイルス性胃腸炎:主に接触感染への対策、手指衛生、適切な環境清掃などが重要です。

c.肺結核:正しい。感染性が疑われる段階から空気感染予防策を開始します。

d.流行性角結膜炎:接触感染対策や診療器具・環境の消毒が重要です。

e.流行性耳下腺炎:通常は飛沫感染予防策を用います。

覚えるポイント

陰圧室は空気が病室から周囲へ流れ出るのを防ぎます。免疫不全患者を守る陽圧室とは目的が異なります。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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