多職種の役割理解と患者情報の共有がチーム医療を支える|第117回医師国家試験C21

第117回医師国家試験 C21(2023年)

正答:b・d

問題

チーム医療について正しいのはどれか。2つ選べ。

a.職種間での競争意識向上が主な目的である。

b.多職種相互の十分な業務理解により促進される。

c.チーム医療リーダーの職種は医師に限定される。

d.患者情報は多職種で共有できる仕組みが重要である。

e.多職種カンファレンスに患者の家族は同席できない。

正答の理由

チーム医療では各職種の専門性を理解し、目的と必要な患者情報を共有して連携・補完します。bとdが正しい選択肢です。リーダーを常に医師に限定したり、患者・家族を一律にカンファレンスから排除したりするものではありません。

各選択肢の検討

a.競争意識:主目的は競争ではなく、協働して医療の質と安全を高めることです。

b.業務理解:正しい。他職種の専門性・役割・業務範囲を理解すると連携が円滑になります。

c.医師だけがリーダー:チームの課題や目的に応じて適切な職種が調整を担えます。

d.情報共有:正しい。必要な情報を正確・適時に共有する仕組みが重要です。

e.家族は同席できない:患者の意思やプライバシーに配慮し、目的に応じて家族も参加できます。

覚えるポイント

情報共有は無制限の個人情報公開ではありません。患者の意思と各職種の業務上の必要性を踏まえて行います。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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