第117回医師国家試験 A14(2023年)
正答:b
問題
胃食道逆流症〈GERD〉の症状で生じにくいのはどれか。
a.胸痛
b.下痢
c.呑酸
d.咽頭痛
e.慢性咳嗽
正答の理由
GERDは胃内容物の食道逆流により、胸やけ、呑酸、非心臓性胸痛などを来します。咽頭症状や慢性咳嗽を伴うこともありますが、下痢は典型的な症状ではありません。
各選択肢の検討
a.食道由来の胸痛を生じ得ます。ただし実臨床では心血管疾患の除外も重要です。
b.正解。下痢はGERDを特徴付ける症状ではありません。
c.酸っぱい胃内容物が口まで上がる呑酸は代表的症状です。
d.逆流に関連する咽喉頭症状として認める場合があります。
e.逆流と関連する食道外症状として認めることがあります。
覚えるポイント
咽頭痛や咳だけでGERDと断定せず、他の原因も評価します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。