視野異常と病変の対応|第116回医師国家試験F16

第116回医師国家試験 F16(2022年)

正答:d

問題

視野異常と疾患の組合せで誤っているのはどれか。

選択肢 視野異常 疾患
a Bjerrum暗点 緑内障
b 盲中心暗点 視神経炎
c 両耳側半盲 下垂体腺腫
d 水平半盲 加齢黄斑変性
e 輪状暗点 網膜色素変性

正答の理由

加齢黄斑変性は、中心の細かいものを見る黄斑が障害され、中心暗点や変視症を起こします。視野の上半分または下半分が欠ける水平半盲との組合せは誤りです。水平半盲は虚血性視神経症などでみられます。

各選択肢の検討

a.正しい組合せ。緑内障では網膜神経線維の走行に沿った弓状のBjerrum暗点が生じます。

b.正しい組合せ。視神経炎では中心から盲点につながる盲中心暗点などを生じます。

c.正しい組合せ。下垂体腺腫が視交叉を圧迫すると、両眼の耳側視野が障害されます。

d.誤った組合せで、正答。加齢黄斑変性では中心視野の障害が典型的です。

e.正しい組合せ。網膜色素変性では中間周辺部の輪状暗点から視野狭窄へ進むことがあります。

覚えるポイント

黄斑の障害は中心視野、視交叉の障害は両耳側視野と対応させる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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