第116回医師国家試験 F14(2022年)
正答:c
問題
精神運動発達において、可能になる時期が最も遅いのはどれか。
a.円をえがく。
b.はさみを使う。
c.左右が分かる。
d.片足立ちをする。
e.ごっこ遊びをする。
正答の理由
左右を区別して理解する能力は、円描画、簡単なはさみ操作、片足立ち、ごっこ遊びなどより一般に遅く、5〜6歳頃の目安として扱われます。発達には個人差があり、課題の難しさや経験によっても達成時期は変わるため、単一項目だけで発達障害を診断しません。
各選択肢の検討
a.円の模写は一般に3歳頃からの課題です。
b.簡単なはさみ操作は幼児期前半から発達し、複雑な切り方は段階的に習得します。
c.正しい。一般に5〜6歳頃の左右の理解は、提示された他の行動より遅い目安です。
d.短時間の片足立ちは左右の理解より早くみられ、保持時間は年齢とともに伸びます。
e.象徴的なごっこ遊びは幼児期早期からみられます。
覚えるポイント
発達年齢は課題内容と個人差を含む目安として使う。左右の理解は幼児期後半。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。