第116回医師国家試験 F9(2022年)
正答:b
問題
粘膜疹が見られる頻度が最も低いのはどれか。
a.扁平苔癬
b.尋常性乾癬
c.膿疱性乾癬
d.尋常性天疱瘡
e.多形滲出性紅斑
正答の理由
設問の疾患を比較すると、尋常性乾癬では典型的な粘膜疹は比較的少ないと整理します。扁平苔癬や尋常性天疱瘡は口腔粘膜病変を来しやすく、膿疱性乾癬や多形滲出性紅斑でも粘膜症状がみられます。ただし尋常性乾癬患者にも地図状舌・溝状舌等の口腔所見がみられ、粘膜病変が絶対にないという意味ではありません。
各選択肢の検討
a.口腔粘膜に白色網状病変やびらんを来します。
b.正しい。提示中では典型的粘膜疹の頻度が最も低い疾患です。
c.汎発型では粘膜症状を伴うことがあります。
d.口腔等の粘膜の水疱・びらんが重要な所見です。
e.口腔等の粘膜にびらん等が生じることがあります。
覚えるポイント
尋常性乾癬は皮膚の紅斑・鱗屑が中心。口腔所見の併存を否定しない。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。