痙性麻痺を来す小児疾患|第116回医師国家試験E17

第116回医師国家試験 E17(2022年)

正答:a

問題

小児で痙性麻痺を生じる疾患はどれか。

a.脳性麻痺

b.ボツリヌス症

c.脊髄性筋萎縮症

d.Prader-Willi症候群

e.Guillain-Barré症候群

正答の理由

脳性麻痺では、発達期の脳の非進行性障害により運動・姿勢の障害が生じます。痙直型では上位運動ニューロン障害による筋緊張亢進や腱反射亢進を呈します。脳性麻痺の全例が痙性麻痺というわけではありません。

各選択肢の検討

a.正しい。痙直型の脳性麻痺が代表的です。

b.神経筋接合部でアセチルコリン放出が障害され、弛緩性麻痺を来します。

c.脊髄前角細胞の障害で筋力低下、筋萎縮と筋緊張低下を来します。

d.乳幼児期の筋緊張低下が特徴です。

e.末梢神経障害により筋力低下や腱反射低下を来し、典型的には弛緩性麻痺です。

覚えるポイント

痙性麻痺は上位運動ニューロン障害。小児では痙直型脳性麻痺が代表的。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第116回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました