胎児循環で酸素に富む臍静脈血|第116回医師国家試験E7

第116回医師国家試験 E7(2022年)

正答:a

問題

正常の胎児循環において最も酸素分圧の高い血液が流れている部位はどれか。

a.臍静脈

b.肺静脈

c.動脈管

d.上大静脈

e.内腸骨動脈

正答の理由

胎児は胎盤で酸素を受け取り、酸素に富む血液が臍静脈を通って胎児へ戻ります。その後は静脈管・下大静脈や心臓等で他の静脈血と混じるため、提示項目で最も酸素分圧が高いのは臍静脈です。胎児の肺は出生後のようにガス交換を行っていません。

各選択肢の検討

a.正しい。胎盤で酸素化された血液を胎児へ運びます。

b.出生後とは異なり、胎児の肺静脈血が最も高いわけではありません。

c.主に肺動脈から下行大動脈へ流れる血液で、すでに静脈血と混合しています。

d.頭部・上肢等で酸素が消費された血液が戻ります。

e.下行大動脈から末梢や臍動脈へ向かう血液で、臍静脈より低酸素です。

覚えるポイント

胎児の酸素供給源は肺ではなく胎盤。最も酸素に富むのは臍静脈。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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