血痰の原因検索|第116回医師国家試験E1

第116回医師国家試験 E1(2022年)

正答:c

問題

血痰の原因を検索するうえで優先度が低いのはどれか。

a.喀痰細胞診

b.内服薬の確認

c.呼吸機能検査

d.喀痰抗酸菌検査

e.胸部エックス線写真

正答の理由

血痰では悪性腫瘍、結核等の感染、気道・肺の病変、抗凝固薬等の影響を確認します。呼吸機能検査は換気障害の評価で、出血原因の直接的検索としては優先度が低い検査です。活動性出血や感染伝播の懸念がある場合には実施リスクにも注意します。

各選択肢の検討

a.悪性腫瘍を疑う場合の評価に用います。陰性でも肺癌を否定できません。

b.抗凝固薬・抗血小板薬等、出血に関与し得る薬剤を確認します。

c.正答(優先度が低い)。出血源や感染・腫瘍の評価を先行させます。

d.結核や非結核性抗酸菌症などを疑って行います。

e.肺病変を調べる初期検査です。経過やリスクによりCT等を追加します。

覚えるポイント

血痰は画像・喀痰・服薬歴で原因を調べ、呼吸機能評価は後に考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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