早期流産で多い胚染色体異常|第116回医師国家試験D10

第116回医師国家試験 D10(2022年)

正答:d

問題

早期流産の原因で最も頻度が高いのはどれか。

a.子宮奇形

b.子宮筋腫

c.頸管無力症

d.胚染色体異常

e.抗リン脂質抗体症候群

正答の理由

早期流産では胚の染色体異常が最も多く、散発的な異常が多くを占めます。子宮の形態異常や抗リン脂質抗体症候群なども流産の原因ですが、早期流産全体で最も多い原因ではありません。流産を本人の通常の行動や努力不足によるものと説明しないことも重要です。

各選択肢の検討

a.流産や早産のリスクですが、早期流産全体ではdが最多です。

b.位置・大きさ等によって妊娠へ影響しますが、早期流産全体での最多原因ではありません。

c.典型的には妊娠中期以降の流産・早産と関連します。

d.正しい。早期流産の約半数で染色体異常が関係するとされます。

e.反復流産等の原因になりますが、散発的な早期流産全体で最も多いものではありません。

覚えるポイント

早期流産の最多原因は胚染色体異常であり、反復流産の原因検索とは分けて考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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