第116回医師国家試験 D9(2022年)
正答:c
問題
成人大腿ヘルニアで正しいのはどれか。
a.中年男性に多い。
b.嵌頓はまれである。
c.手術治療が原則である。
d.大腿外側部の痛みを伴う。
e.鼠径靱帯の頭側から脱出する。
正答の理由
大腿ヘルニアは鼠径靱帯より尾側の大腿輪・大腿管を通って脱出し、高齢女性に多くみられます。ヘルニア門が狭く嵌頓・絞扼の危険が高いため、原則として手術を検討します。嵌頓や腸管虚血を疑う場合は緊急対応が必要です。
各選択肢の検討
a.高齢女性に多く、中年男性ではありません。
b.嵌頓・絞扼を来しやすいことが重要です。
c.正しい。原則として手術で修復します。
d.鼠径部から大腿近位内側の腫瘤・疼痛などを認め、大腿外側部の痛みが典型ではありません。
e.鼠径靱帯より尾側から脱出します。
覚えるポイント
大腿ヘルニアは高齢女性、鼠径靱帯の下、嵌頓しやすい。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。