地域保健制度と肺がん検診の二重読影|第116回医師国家試験C5

第116回医師国家試験 C5(2022年)

正答:b

問題

地域保健医療について正しいのはどれか。

a.特定健診・特定保健指導は事業主が行う。

b.肺がん検診では判定に二重読影が行われる。

c.地域包括支援センターは都道府県が設置する。

d.医療法に基づく5疾病5事業には高血圧が含まれる。

e.PSA によるがん検診は対策型がん検診において推奨されている。

正答の理由

肺がん検診の胸部X線では、判定の精度を保つため二重読影や過去画像との比較読影を行います。特定健診の実施主体は医療保険者であり、地域包括支援センターは市町村または市町村から委託された法人等が設置します。制度に関する選択肢は出題時点の枠組みで判断します。

各選択肢の検討

a.実施主体は医療保険者です。事業主による労働安全衛生法上の健診と区別します。

b.正しい。肺がん検診では二重読影が行われます。

c.都道府県が一律に設置するものではなく、市町村等が設置します。

d.出題時の5疾病は、がん・脳卒中・心筋梗塞等の心血管疾患・糖尿病・精神疾患です。高血圧そのものは含まれません。現在は事業数等の改定があります。

e.出題時の対策型がん検診でPSA検診は推奨対象ではありません。任意型検診や診療での利用とは区別します。

覚えるポイント

健診の実施主体、医療計画の枠組み、がん検診の推奨を分けて覚える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第116回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました