フレイルに関連するのは咀嚼力の低下|第116回医師国家試験B14

第116回医師国家試験 B14(2022年)

正答:d

問題

疾患・状態とそのリスクとなる行動との組合せについて誤っているのはどれか。

疾患・状態 リスクとなる行動
a 乳癌 飲酒習慣
b 肥満 速い摂食速度
c 食道癌 高温物の飲食嗜好
d フレイル 高齢者の強い咀嚼力
e 骨粗鬆症 若年女性の過度の食事制限

正答の理由

フレイルには筋力低下や低栄養が関与し、口腔機能・咀嚼力の低下も悪循環に関連します。「高齢者の強い咀嚼力」をリスクとするdは不適切です。ほかの行動は、それぞれの疾患のリスクに関連します。

各選択肢の検討

a.飲酒は乳癌のリスク因子です。

b.速い摂食速度は肥満と関連します。関連があることと、各個人の原因を断定することは異なります。

c.非常に熱い飲み物などの摂取は、食道癌リスクとの関連が示されています。

d.正解。問題になるのは咀嚼力など口腔機能の低下です。

e.過度の食事制限による低栄養や無月経などは、骨量の獲得・維持に不利に働きます。

覚えるポイント

口腔機能低下と低栄養、身体機能低下のつながりを意識する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第116回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました