逆流性食道炎の誘因と胃酸|第116回医師国家試験A7

第116回医師国家試験 A7(2022年)

正答:d

問題

逆流性食道炎の誘因とならないのはどれか。

a.肥満

b.高齢

c.亀背

d.萎縮性胃炎

e.カルシウム拮抗薬

正答の理由

肥満や亀背は腹圧・胃食道接合部の形態に影響し、高齢やカルシウム拮抗薬も逆流性食道炎に関係します。萎縮性胃炎では胃酸分泌が低下することが多く、この中では酸逆流による食道炎の誘因としない選択肢です。

各選択肢の検討

a.腹圧増加などにより胃内容の逆流を促します。

b.食道裂孔ヘルニアや運動機能の変化などと関連します。

c.姿勢変化と腹圧、食道裂孔ヘルニアなどを介して関連します。

d.正解。胃粘膜萎縮による酸分泌低下は、典型的には酸による食道障害を減らす方向に働きます。

e.下部食道括約筋圧を低下させることがあります。

覚えるポイント

逆流の起こりやすさと、逆流物の酸性度の両方を考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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