医療保険の原則は現物給付だが現金給付もある|第115回医師国家試験F13

第115回医師国家試験 F13(2021年)

正答:a

問題

公的医療保険について誤っているのはどれか。

a.現金が給付される。

b.主たる財源は保険料である。

c.被用者保険の加入者が最も多い。

d.国民はいずれかの医療保険に加入する。

e.小学校就学前の自己負担は2割である。

正答の理由

公式正答はaです。医療保険の診療についての原則は、医療サービスを提供する現物給付であることを問う設問です。ただし制度には療養費、傷病手当金、出産育児一時金等の現金給付も存在するため、「公的医療保険に現金給付は一切ない」と覚えるのは不正確です。aを文言どおり制度全体に一般化せず、原則の給付形態と例外・付随給付を分けて理解します。

各選択肢の検討

a.公式正答。診療の給付は原則として現物給付ですが、療養費や傷病手当金等の現金給付も実際に存在します。

b.保険料が主要財源で、公費等も投入されます。

c.被用者保険を全体として合わせた加入者が大きな割合を占めます。

d.国民皆保険を基本とする制度を示す表現です。生活保護の医療扶助等、医療保険以外の保障の例外もあります。

e.制度上の窓口負担は2割です。自治体の子ども医療費助成等で実負担が軽減される場合があります。

覚えるポイント

原則は現物給付。医療保険に現金給付もあることを否定しない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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