ビタミンC欠乏と出血傾向|第115回医師国家試験F1

第115回医師国家試験 F1(2021年)

正答:c

問題

栄養素とその欠乏によって起こる病態との組合せで正しいのはどれか。

選択肢 栄養素 欠乏時の病態
a マグネシウム 味覚障害
b ビタミンA ペラグラ
c ビタミンC 出血傾向
d カルシウム 貧血
e 亜鉛 夜盲

正答の理由

ビタミンCが不足するとコラーゲンの形成が障害され、血管周囲の結合組織が脆くなります。壊血病では点状出血、紫斑、歯肉出血や創傷治癒遅延などを認めます。出血に加えて鉄吸収低下から貧血を伴う場合もあります。

各選択肢の検討

a.味覚障害の代表的な栄養性原因は亜鉛欠乏です。

b.ペラグラは主にナイアシン欠乏で、ビタミンA欠乏では夜盲等を来します。

c.正しい。コラーゲン形成障害により出血傾向を来します。

d.低カルシウム血症ではテタニー等が問題となり、貧血の典型的な欠乏栄養素は鉄等です。

e.夜盲の代表はビタミンA欠乏です。亜鉛は味覚や皮膚・創傷治癒等に関わります。

覚えるポイント

ビタミンC欠乏は血管・結合組織の脆弱化による出血。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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