アデノイド肥大は鼻閉・いびき・滲出性中耳炎を起こす|第115回医師国家試験C34

第115回医師国家試験 C34(2021年)

正答:b・c・d

問題

アデノイド増殖症による症状として出現する可能性があるのはどれか。3つ選べ。

a.嗄声

b.難聴

c.鼻閉

d.いびき

e.嚥下障害

正答の理由

アデノイドは上咽頭のリンパ組織です。肥大して鼻咽腔の通気を妨げると鼻閉や口呼吸、いびきが生じます。また耳管の換気機能が障害されると滲出性中耳炎を来し、伝音難聴の原因になります。

各選択肢の検討

a.嗄声は主に喉頭・声帯の障害を考える症状です。鼻閉による鼻声とは区別します。

b.正しい。耳管機能障害と滲出性中耳炎によって難聴を来します。

c.正しい。上咽頭の通気が妨げられます。

d.正しい。上気道の狭窄がいびきや睡眠時無呼吸につながります。

e.大きな口蓋扁桃などでは問題になりますが、アデノイド単独の代表的症状として選ぶのはb・c・dです。

覚えるポイント

アデノイドは「鼻と耳管」の位置から症状を考える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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