マタニティ・ブルーズは産後早期の一過性の気分変動|第115回医師国家試験C19

第115回医師国家試験 C19(2021年)

正答:c

問題

マタニティ・ブルーズについて正しいのはどれか。

a.母乳育児は禁止する。

b.直ちに精神科医師に連絡する。

c.涙もろくなるのが特徴である。

d.自然に軽快することはまれである。

e.分娩1か月後に発症のピークがある。

正答の理由

出産後数日以内に涙もろさ、不安、気分の変動などが現れ、多くは2週間以内に自然軽快します。休息、育児支援、気持ちを聴く対応が基本です。長引く症状、強い抑うつや希死念慮、幻覚・妄想などがあれば、産後うつ病や産後精神病等を評価し、必要な支援を速やかに行います。

各選択肢の検討

a.この状態だけを理由に母乳育児を一律に禁止しません。

b.通常の軽い一過性変化だけで全例緊急紹介とはしません。危険な症状があれば速やかに専門家と連携します。

c.正しい。涙もろさや不安、気分の変動を認めます。

d.多くは短期間で自然に軽快します。

e.典型的には産後数日で現れ、1か月後が発症のピークではありません。

覚えるポイント

ブルーズは産後早期・一過性。2週間を超える持続や重い症状は再評価する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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