人工妊娠中絶と母体保護法指定医師|第115回医師国家試験C11

第115回医師国家試験 C11(2021年)

正答:e

問題

母体保護法指定医の資格が必要な医療行為はどれか。

a.人工授精

b.体外受精

c.不妊手術

d.出生前診断

e.人工妊娠中絶

正答の理由

母体保護法第14条は、都道府県単位の医師会が指定する医師による人工妊娠中絶を規定しています。不妊手術も母体保護法の対象ですが、第3条では医師が行う行為とされ、第14条の指定医師資格とは区別します。他の生殖医療等に別の専門性や施設要件が必要となることと、母体保護法指定医であることは同じではありません。

各選択肢の検討

a.人工授精そのものに、第14条の指定医師資格を要求する規定ではありません。

b.体外受精の実施に関する専門性・施設要件等と、母体保護法指定医師の資格は別です。

c.母体保護法第3条の対象ですが、第14条の指定医師のみが行う行為ではありません。

d.検査内容に応じた専門性や説明が必要ですが、一般に母体保護法指定医師だけが行う行為ではありません。

e.正しい。母体保護法第14条の人工妊娠中絶は指定医師が行います。

覚えるポイント

母体保護法指定医師が必要なのは第14条の人工妊娠中絶。第3条の不妊手術と区別する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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