第115回医師国家試験 B14(2021年)
正答:d
問題
両側下肢に痙縮を呈する患者の歩容はどれか。
a.開脚歩行
b.動揺歩行
c.小刻み歩行
d.はさみ歩行
e.分回し歩行
正答の理由
両下肢の痙縮、特に股関節内転筋の緊張が強いと、脚が互いに交差するはさみ歩行を呈します。脳性麻痺や痙性対麻痺などでみられます。
各選択肢の検討
a.運動失調などで支持基底面を広くする歩行です。
b.股関節外転筋など近位筋力低下で腰を左右に振ります。
c.Parkinson症候群等で歩幅が小さくなります。
d.正しい。両脚が内転・交差する痙性歩行です。
e.片麻痺などで患側下肢を外へ弧状に回す歩行です。
覚えるポイント
両側の内転筋痙縮では脚が交差し、はさみ歩行となる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。