第115回医師国家試験 A7(2021年)
正答:c
問題
下腹壁動静脈、腹直筋外側縁および鼠径靱帯に囲まれたHesselbach三角をヘルニア門とするのはどれか。
a.大腿ヘルニア
b.外鼠径ヘルニア
c.内鼠径ヘルニア
d.閉鎖孔ヘルニア
e.Bochdalek孔ヘルニア
正答の理由
Hesselbach三角は下腹壁血管の内側に位置し、この部の後壁の脆弱化を通るのが内鼠径(直接)ヘルニアです。下腹壁血管の外側にある深鼠径輪から入る外鼠径(間接)ヘルニアと区別します。
各選択肢の検討
a.鼠径靱帯より下方の大腿輪から脱出します。
b.下腹壁血管の外側にある深鼠径輪を通ります。
c.正しい。Hesselbach三角から直接脱出します。
d.閉鎖管を通る骨盤部のヘルニアです。
e.横隔膜の後外側の欠損を通ります。
覚えるポイント
下腹壁血管の内側が直接、外側の深鼠径輪が間接。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。